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2010年03月

デジタル一眼レフカメラの選び方の基本について

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~大人気のプロカメラマンと全く同じ写真が撮れる方法~


現在では一眼レフデジタルカメラもいろいろなメーカーから色々な種類が発売されていますが、初めてなら初心者向けに開発された機種を選ぶのがよいと思います。
もちろん、最初からプロが使うような機種を選んでも、基本的には同じ一眼レフカメラですから問題はありませんが、そうしたプロ仕様のデジタル一眼レフカメラを選ぶとしても、本体があまり大きくないもの、そして操作が分かりやすいものを選択するのが、おすすめです。
本体が大きくなると重量も増えます。
本体と交換レンズなどを一緒に使用することが前提ですから、持ち歩くのには不便ですし、操作がややこしい機種は、積極的に使ってみようという意欲もなくなってしまうかもしれません。
デジタルカメラでは、フィルム式一眼レフカメラのフィルムの役割をする「CCD」と「CMOS」という部品が使われていますが、これははある程度大きいものを選ぶといいでしょう。
フィルム式カメラでもフィルムを半分の大きさで撮影するハーフサイズのもより、35mmフルサイズで撮影するものの方が高画質なのと同じです。
「CCD」と「CMOS」は、デジタルカメラの心臓部にあたり、レンズを通った光を電気信号に変換する部分です。
よく「600万画素」などといいますが、この表示を素数といいます。
画素数とは「CCD」や「CMOS」にある、光を感知するための小さな「点」の数を表していますので、一枚の「CCD」や「CMOS」に「点」が多いほど、より高画質になるといことです。
「点」のサイズもさまざまあり、「点」のサイズが大きなCCDやCMOSを搭載しているカメラの方が、写真の画質が高くなります。
「点」の数と大きさが画像の質を決めることになりますので、コンパクトカメラの方が画素が多いからといってデジタル一眼レフカメラの画質が劣ると言うことにはなりません。
そして初心者の方は「手ぶれ補正機能」のついている機種を選ぶことが重要です。
ズームなどで4倍とか8倍に撮影できるということは、手元の小さな揺れも同じ倍率で大きくなります。
自分ではしっかり構えて撮影しているつもりでも、望遠で撮影している時は特にぶれの影響は大きくなります。
この機能はカメラ本体についているもの、レンズについているものがありますが、レンズについている機種だと、違うレンズに変えたときに手ブレ補正機能が失われてしまいまのすで、本体についている機種を選ぶのがよいでしょう。

デジタル一眼レフカメラの新しい規格

従来の一眼レフ方式では、ファインダーを覗いて構図をきめるという、フィルム式一眼レフカメラの構造も踏襲しているために、上部にはプリズム部分が飛び出しています。
また、レンズのマウント面(フランジバック)から撮像素子までの距離が厳密に規定されていて、この距離があっていないとピントが合わない事になります。

一方、新しい規格として、オリンパスとイーストマン・コダックが提唱するフォーサーズシステムと、オリンパスとパナソニックによって策定された、フォーサーズシステムの拡張規格のマイクロフォーサーズシステムがあります。
このうち、マイクロフォーサーズ規格のカメラでは、従来のレンズとの互換性を捨て、ミラーレスとなって、ファインダーでレンズを通した像を見ることができるということも捨てています。
ちなみに、フォーサーズというのは、4分の3型イメージセンサーを使用していることからきている名称で、英語では Four Thirds System です。
4分の3型イメージセンサーの対角線の長さは、35mmフィルムの半分になりますから、同じ画角を得るための焦点距離が半分で済むということです。
フォーサーズとマイクロフォーサーズでは、フランジバックの短縮とマウントの小型化とマウントの電気接点数の変更されています。

マイクロフォーサーズ規格のカメラでは、跳ね上げ式のミラーもプリズムも必要ないために、何よりボディーを薄くできるというメリットが生じます。
ボディーが薄くなったわけですから、レンズもいわゆるパンケーキレンズという薄型のレンズを組み合わせることで、服のポケットに入れて持ち歩くことも不可能ではないでしょう。

Panasonic デジタル一眼カメラ GF1 レンズキット(20mm/F1.7パンケーキレンズ付属) アーバンレッド DMC-GF1C-R

上の画像は、20mm/F1.7パンケーキレンズを装着した Panasonic のデジタル一眼カメラ GF1 ですが、まるでコンパクトカメラのようなスタイルで、一眼レフには見えませんよね。

考えてみれば、今どきデジカメでファインダーを除いて撮影している人は殆どいないのではないかと思いますので、そういう意味では今の時代にかなった方式といえるのかもしれません。

画質に関して、ネット上では一般的なデジタル一眼レフカメラに比べて色々いわれており、マニアックな人達の間ではサブ機のような扱いをされているように思いました。
しかし、小型で軽く、携帯性がよく、レンズ交換もでき画質も特に気になるということがなければ、今後もっと普及していくのかもしれません。

現在発売されているマイクロフォーサーズ規格のカメラとしては、次のものがあります。

オリンパス
OLYMPUS ペン E-P1
OLYMPUS ペン E-P2
OLYMPUS ペン ライト E-PL1
パナソニック
Panasonic DMC-G1
Panasonic DMC-GH1
Panasonic DMC-GF1

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